2013年04月14日

お金をドブに捨てるというパターン

みなさんおはようございます^^




さて!始まりました「ある家庭教師の切実なボヤキ」




10年以上にわたる家庭教師実績から蓄積された




門外不出のボヤキネタをここに吐き出させていただこうと思っております。




これから家庭教師を考えている親御さんや




自分の子供の教育方針を考えている方にも




ぜひ読んでいただきたい内容になってくると思います。




バカ高い授業料を取られる家庭教師や個別指導は




本来なら使いたくない教育手段のはずです。




でも子供の学力低下が手遅れになってしまうと




仕方なく頼むしかなくなってしまいます。




子供が原因でそうなる場合もあると思いますが、




僕はそのほとんどの責任は親にあると思っています。




子供が小学校の時期に共働きなどをしていて




大事な時期の子供の勉強の様子を見ずに




ほったらかしにした人に多いのが




中学になってから重度の勉強嫌いになってしまっていることに気づき




慌てて個別指導にお願いするも




たいした成果が上がらずお金をドブに捨てるというパターンです。




それでも自分の子供が学習障害という病になっていることを




どうしても認めることができず、




叱る→反発する→叱る→反発する という繰り返しを




幾度か経験したのち、




諦めて子供を放置するパターンと




家庭教師を始めとする個別指導にお願いするパターンが




あると思います。




先日の文部科学省の調べによると




学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)の可能性がある子供は




小学校で7.7% 中学校で4.0%に上っているとのことです。




食品中の化学物質が原因だと唱える学者もいますが




いずれにせよ、現代では増えてきている問題の一つです。




僕の仕事はその依頼者のお宅へ行って




子供に勉強を教える家庭教師と




塾に来てもらって、そこで個別指導をするという




2つの形式を同時に提供しているタイプの企業です。




いわゆる家庭教師派遣会社に登録している形なのですが、




1回の指導で僕は約5千円の給料をもらえます。




じゃあ頼んだ側の親御さん達はいくら払っているのか?




普通に考えると8:2ぐらいで2割ぐらいが




派遣会社の取り分だと思われる方が多いでしょう。




では、そうやって計算すると




大体一回の指導で6250円ぐらいを払うのが妥当(?)と思われるでしょうか。




一回2時間で6250円!結構な値段だと思います。




それでも親御さんは共働きなどで幼少期に面倒を見れなかったなど




多少なりとも自分の責任も大きいと考えている方も多いので




その高額な授業料を払う覚悟はできている場合がほとんどです。





しかし、現実はその想像を遥か上回り




消費者の足元を容赦なく見てきます。




僕が所属しているその派遣会社はTVCMなどもやっており




事業所も全国に展開している大手です。




その宣伝広告費などにもかなりの金銭が流れているはずなんですが、




教師:派遣会社の分配比率は6:4です。




つまり、一回5000円と思って我々は指導に行っていますが、




実は親御さん達は8333円を2時間の指導料として払っているのです。




週一回の指導としても×4で約3万3千円。




そこに交通費も加算されるので実際はもう少し高額になります。




月6回のコースなんかもありますが、




それだと約5万円。




週2回だと約6万7千円。




ここまで来ると毎月パソコン1台買っているようなもの




自分で言うのもなんですが、とんでもない金額です。




それでもこの業界にいると不況をあまり感じません。




TVCMの効果もあるんでしょうが、




依頼はひっきりなしに入ってきて




受験前の繁忙期では毎年仕事を断って数を調整しています。




どうしてこんなバカ高いサービスを使うんだろうと思ってしまいますが、




そこには色々な思惑が交錯して深ーい理由があるんだと思います。




その理由は人それぞれです。




一般的な流れだと




①学校の授業に付いていけなくなってくる→




②まずは自分でなんとかしてみる→




③しかし中学校レベルの問題を


 自分(親)も解けなくなっていることに気づく→




④塾などの1対多数の所へ行かせる(授業料が安いため)→




⑤しかし、しばらく通ったが一向に効果が出ない→




⑥個別指導にお願いする。




こういう流れが最も多いパターンです。




やはり誰もがお金はかけたくないですし、




手軽な方法で解決できないかまずは考えるものです。




しかし、もう手遅れなぐらい放置されてしまった子は




これらの関所を易々と通過して最後の個別指導までたどり着きます。




僕はそのクソ高い個別指導の前にもう一個関所があると思います。




それは「病院」です。




どこの病院へ行くのが適切なのかはご自分で調べるとして




学習障害はもはや「心の病」なので、




精神科医系統の治療が必要であると強く推奨します。




というのは、僕ら家庭教師は医者としの専門知識を持っていないからです。




経験の中である程度のノウハウはあります。




こういうことをすると子供は喜ぶ、こういうことをしてしまうと子供はそっぽを向く




その程度です。




実際は大学で教職の免許を取るのだって




専門的に子供の感情などは全く習っていません。


(僕は高校生用の免許を取ったので)




最後に数週間の教育実習はあるものの




そんなわずかな期間でいったい何が手に入るでしょう。




大学では英文学科だったのでシェークスピアだとか昔の人の英文を




ただひたすら訳して読んでいただけです。



☆    ☆



学習障害になっている子供は




とにかく勉強自体を嫌悪しているので、




大変な労力がかかります。




泳げない子に水遊びからさせるような感覚で




長い長いリハビリ期間をかけないとどうにもなりません。




実際中学3年生でもその子の学力にあったところまでもどると




小学3年生あたりに戻ることが多く、




小3の漢字ドリル1冊を2-3か月かけてゆっくり仕上げるということをするわけです。




また、ご機嫌を取るために一緒におしゃべりで大半の時間をすごしたり




半分の1時間は一緒にゲームをしたりという感じで




まさに水遊びを一緒にしてあげるという感じになってしまいます。




正直、これはもったいないと思います。




僕も専門知識がないので、色々とこの十何年、




試行錯誤をしてきました。




しかし、叱るとヘソを曲げてしまい




その修復に膨大なエネルギーと時間を要すことが多く、




またそういう子はあきらめるのも非常に早いので




すぐに「もう家庭教師なんて辞める!」という・・・僕らにとったら




最も脅威の「最後のカード」を子供に切られてしまうことも多々あります。




基本的には教師と生徒なので立場はこちらが常に上なのですが、




民間のサービスということには変わりないので、




子供にこのジョーカーを切られてしまうと




そこで契約は打ち切り、収入は途絶え、




派遣してもらった事務局には長々と理由説明と




長々とご指導をされ、




こちらもこちらで非常に面倒臭い結末になってしまうのです。




ですから、ジョーカーを切られないように結局




子供のご機嫌を伺いながら一緒にゲームをしたりしながら




ボチボチやっていくということに落ち着いてしまうのです。




では実際のケースを次回から書いていくことにしましょう。




それでは今回はこの辺で




(*´ー`)ノ


posted by なまず先生 at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

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